キルギス眼科医療援助基金
   
(Kyrygyz Eye Medical Fund) 

 

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「キルギス眼科医療事情」


(1)MSECの地域における活動(アナーラ医師のレポート)

「MSEC」はロシア語の

Медико
Социальная
Экепертная
Комиссия
の頭文字を英語的に書いたもので「メセック」と呼ばれています。

日本語に訳すと 「医療社会専門委員会」 です。


MSECは完全に北の地域にサービスを提供する:

ビシュケク、チュイ、ナルイン、タラスとイシククルの都市地域とオシ眼科 MSECへの

アドバイスを提供する:委員会は、年間の計画とスケジュールを作成します。

MSECの仕事

・ 障害者区分を決定。

・ 障害の原因を決定。

・ 障害の検査期間の決定。

・ 診断書の延長。

年間に、154ミーティング、そのうち90(58.4%)が地方で会議を開催。 2011年には、

3631人を調査し、65.7パーセンにあたる2426人を地方で行なった。前年と比較すると

特に農村部では、障害数は増加を示している。 2011年に、はじめて失明になっている人の

数が増加している。

障害者の数の増大の原因は、医療施設での検査と治療ができないこと、疾病の予防が

欠如していること、政府による支払いの導入が欠如していることで発生している。

私たちは主な地域としてビシュケク、フチカNO3で障害者の調査をUCM地域の眼科施設

(総合病院)で行なっています。UCMの地区事務所での眼科は、殆ど設備が整っていません。

医療センターがありますが、そこにはスリットランプもありません。

インタビューの中でUCMの取締役は、特に地方では政府からの支払いが少ないという非常に

多くの問題に直面している。

診療所に眼科機器がないことは、眼科の医師・専門家にとって、鑑定を困難にし、検査の

品質確保が出来ない。病院に来れない患者は家で鑑定します。
V障害給付の額が少ないためにビシュケクの個人の病院での検査は勧めることはできません。

診療所の近代的な診断装置があるのはイスマンクロフだけです。

目NGMZKR(キルギスの保健省)国立民族病院の診療所には、とても古いモデルの

マイクロスコープと機械しかありません。

白内障摘出後の合併症は多く。7.5%です。

障害者の術後の期間中は部分的または完全なリハビリテーションを受けるべきである。

しかし詳しい視力検査が出来ないことと術後合併症によって リハビリテーション活動を

実施することはできません。

正確にIOLの屈折力(眼内レンズ)を決定するためには、 超音波装置がIOLマスターには必要です。

そして、合併症にならないように手術用顕微鏡が必要です。

数年前に民族病院1は、FEC(超音波水晶体乳化吸引術白内障)をもらいましたが、手術の為の

機器が高額のために買えず、手術ができません。

グループ内の白内障摘出後の合併症

1級- 19人(1,4%)、2級。- 7人(0.5%)、3級。- 75人(5.6%)

網膜病変を有する患者は、10.8%であった

眼底カメラユニットによる徹底的な検査が必要です。

この装置では、我々はタイムリーに診断とそれに応じて治療法を提供できます。

網膜病変を持つ患者は、ロシアとカザフスタンの中央病院で検査し手術を受けています。

私たち患者は外国人であるため、検査と治療の為に巨額を支払はなければならない。

いくつかのケースでは、数回の手術で5,000から15,000米ドルの費用がかかっています。

お金を持っていない人は失明する運命にあります。

毎年、障害者の数と重大さが増えてます。もしキルギス共和国で小児眼科で眼科サービスを

上げないならば、主な障害の状況は変わりません。

 

2007

2008

2009

2010

2011

調査の合計

2008

2114

2231

2975

3197

障害者と認定した数

1941

2018

2053

2580

2732

初めて障害となった数

860

883

867

1299

1332

 

過去5年間、主要な障害者は472人増加し、35.4パーセント増でありました。 5年後、グラフは

さらに悪くなるでしょう。

目的:

・眼科センターの機械設備と技術基盤を改善する

・中央ロシアの診療所で医師を研修する

・子供の眼科サービスを復活させる

 

 

(2)民族病院眼科の医療機器

 

機器の多くは30年〜40年前の機器です。

コンバイン 目を調べるために機器 1980年 東ドイツ製 動くが良くない。

コンバイン 目を調べるための機器 1956年 動いているロシア製

マイクロスコープ 東ドイツ製 1980年 動きません

マイクロスコープ 東ドイツ製 1974年 動きが良くない


目を調べるためのコンバイン 東ドイツ製 1980年 動きます

レーザ装置 ロシア製 1984年 動きません

 


手術室にある機器

白内障手術機器(2000レガシー)アルコン社より寄贈 2010年(使用されていない)

マイクロスコープ 2台 ロシア製 1982年動きが良くない

マイクロスコープ ドイツ製 1984年 動きが良くない

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