キルギス眼科医療援助基金
   
(Kyrygyz Eye Medical Fund) 

 

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「キルギス眼科援助基金」とは


私はJICAシニア海外ボランティアで2011年1月13日からキルギスの首都、ビシュケクで

「視覚聴覚障害者協会」(NGO)のもとで、指導科目「視覚障害者指導」で活動しています。

(活動期間は2011年1月13日〜2012年1月12日)

この1年、いろいろな視覚障害者の社会的自立の為の活動をしてきましたが、昨年、11月に「医療社会専門委員会」

(目の等級を審査、決定する政府機関)で働くアナーラ医師との出会いによって、この国の

目の医療体制が非常に遅れていることにより、年々視覚障害者の数が増えている事実を知らされました。

そして このビシュケク最大の政府系病院「民族病院」に2年前(2010年)に「20000レガシー」という

「超音波白内障手術装置」がアメリカの「アルコン社」から寄贈されたにも関わらず、この装置で手術するに

必要な補助機器がないことにより、1回使ったのみで、その後使用していないことも分かりました。

そこで民族病院の眼科の責任者、ジュマゴロフ医師に会い、病院内の機器が、ほとんどが30年前、

40年前の機器で手術を困難にしていることを聞きました。そんな中、「白内障の患者」は高いお金

(5000ドル〜15000ドル)を払って国外(モスクワ、カザフ)で手術をしなければならず、

このお金を払えない人は失明していく運命にある衝撃的な事実を知らされました。

私はこの状態を少しでも改善したいと思い、「民族病院」で「20000レガシー」を使用した手術が

可能となる補助機器を、日本の医療機器メーカからの「寄贈」または、多くの方からの「寄付金」を

いただくことにより機器の購入支援できないか考え、「キルギス眼科医療援助基金」を設立いたしました。

第一優先で送りたい機器

NO

機器名

台数

価格

備考

携帯用マイクロシコープ 50万円 外来診断に必要
スリットランプ 50万円 現在、車のヘッドライトを使用
マイクロスコープ 150万円 現行のものは旧くて使用困難

                      合計:約250万円

第二優先で送りたい機器等

NO 機器名 台数 価格 備考
フンドスカメラ 300万円 眼底の撮影
ヨーテル 150万円 眼科用レントゲン
研修費用 2 100万円 本医療機器使用のための研修

                      合計:約550万円


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